紙管とは、段ボール原紙を何枚も貼り合わせて筒状にしたもので、主に紙やフィルム製品の原反を巻きつける芯として使われています。
トイレットペーパーやサランラップの芯と同じですが、産業用途ではバケモノじみて長いものやとんでもなく太い紙管も存在します。
そういった特殊形状の紙管も、写真のように圧縮して古紙として扱われますが、貼り合わせるのに使用する糊の量が多く、また堅くて溶けにくいため、一般的に段ボール古紙よりも価値は低くなります。
これも包装としての紙の機能であり、本当に地味ながらあちこちで生活を支えている素材だと感じさせられます。