お客様のご懸念で最も多いのが、回収が滞ってしまうリスクへの対処です。
排出現場のキャパシティは限られているため、1日でも回収が止まってしまうと、お客様の大切なビジネスに甚大な影響を及ぼします。
また、代替業者を探すのも簡単ではないため、緊急的に処理することで思わぬコスト増を招いてしまう事例もあります。
当社では、そのような不安を解消するため、お客様のご希望に応じて契約解除まで、原則的に一定期間の猶予を設けています。
古紙や産業廃棄物の扱いに関して、当社が窓口となり請求・支払いのコストを簡素化し、事務処理コストを削減いたします。
以前の担当者から引き継いだものの、契約内容がわからなかったり、有価物買取や産廃処理の相場がわからないといったご相談に対し、当社では長年の有価物の扱いで培った”目利き”による適正な価格の担保はもちろん、関連する法的なリスクの明確化で間接業務をサポートいたします。さらに、業界古参のネットワークを通じ、新たな拠点での業者選定などに全国的に対応可能です。
排出した古紙を利用したトイレットペーパーやティッシュペーパー等の製品をお届けすることで、より地球環境に優しい経営の実現をサポートいたします。
納入先製紙メーカーとの提携により、再生紙製品を通じたクローズドなリサイクルループを構築することができます。
こうした取り組みを通じて、お客様のイメージアップと同時に日用品のコスト削減に繋げることが可能です。
当社では、リサイクルという本業そのものがSDGsに貢献するという考えから、現場の立場から幅広い理解を得ることを目標として活動しております。
通常、古紙問屋の業態は、回収業者様がお持込いただく古紙の買入が中心となりますが、当社は創業当時としては珍しく、一貫して”自社回収”を中心としたビジネスモデルを構築してきました。そのようにして70年間蓄積された回収ノウハウが当社の強みの一つです。
当社では国内大手製紙メーカーへの直接納入が可能なため、あらゆる種類の古紙がリサイクル可能です。 メーカーの製品ごとに使用する原料は異なり、各メーカー及び工場によって得手・不得手があります。 幅広い販売先を確保し、用途の特徴を見極めることで、ほとんど全ての古紙をリサイクルしております。
グローバル化が進展したリサイクル業界において、2017年頃より先進国による新興国へのごみの押しつけであるといった問題が表面化し、地産地消の資源循環への回帰という流れが起きています。
当社は国内循環をメインとして事業を営んでおり、こうした社会的な需要増に対応し、今後も安定したリサイクルを提供し続けます。
資材梱包用途がほとんどで、畳んで台車に積まれたものを回収します。段ボール製造工場から発生する裁落(新段)も扱います。
主な発生元:スーパーなど流通 / 各種製造 / 段ボール製造ほか
会社で購読しているものや一部梱包資材としても使われますが、ほとんどが家庭、および新聞販売店から残紙として回収します。
主な発生元:オフィス / 新聞販売店 / 家庭ほか
週刊誌・漫画本・カタログ類など、段ボール・新聞以外の古紙を含みます。さらに本ではなく紙封筒や菓子箱を含むものは”ミックス”と呼ばれ別のグレードに分類されています。
主な発生元:オフィス / 各種製造工場ほか
コピー用紙をはじめとしたオフィスで発生する上質紙で、全体的に白い古紙が含まれています。価値は低くなりますがシュレッダーも扱っています。
主な発生元:オフィスほか
輪転機用の巻取損紙や、オフセット用平版の損紙を高価買取しております。また、製本裁落や中質・更紙・ビニール貼(PLB)も扱い可能です。
主な発生元:印刷工場 / 製本工場
巻取紙やストレッチフィルムの芯、建築現場など様々な用途で使われます。硬いものから大きなものまで多様な規格があり、段ボールとは混ぜずに回収します。
主な発生元:各種製造工場 / 印刷工場
本の表紙や菓子箱などに使われる厚紙で、破くとねずみ色をしています。ビニール貼のものも回収できますが、歩留まりが悪く価値は下がります。
主な発生元:印刷工場 / 製函工場 / 製本工場ほか
流通現場で使われる包装資材です。専用の袋に詰めて段ボールとセットで扱われることが多いですが、テープや紙が付着したままのものは回収できません。
主な発生元:各種流通 / 製造工場ほか