インゴット化したプラスチック

発泡スチロールのインゴット加工

発泡スチロールのリサイクルにおける、溶融インゴット化という工程です。

発泡スチロールの溶融加工

溶融機というマシンに発泡スチロールを投入し、180〜200℃の熱を加えながらスクリューで破砕し、ドロドロの状態で板状に押し出して冷却することで、インゴットという圧縮され運搬に適した状態に加工します。

圧縮しないと空気を運んでる等しく、輸送コストが莫大となってしまうためリサイクルには必須の工程といえます。

メーカーなど梱包用発泡スチロールの排出現場や、魚箱が大量に発生する魚市場などに設置されています。

インゴットは有価物として売買され、ポリスチレン製品として再利用されています。
ちなみに、ポリスチレンを発泡加工させたものが発泡スチロールとなります。
ポリスチレンは再生による劣化がほとんどないと言われており、プラスチックリサイクルの優等生です。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です